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AIカルテmedimoの料金・評判・競合比較|導入600件超の実態を調査

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診察が終わっても、医師の仕事は終わらない。患者との会話を思い出しながらカルテを打ち込む時間が、毎日のように続きます。

medimo(メディモ)は、診察中の会話からAIがカルテの下書きを5秒で作る診療支援ツールです。医師が創業した株式会社medimoが開発し、全国600件以上の医療機関に導入されています。この記事では、medimoの仕組みから精度、費用感まで、導入を考えるうえで必要な情報を正直にまとめます。

目次

「診察後のカルテ」が消える仕組み

会話からカルテができるまで

使い方はシンプルです。診察中にmedimoのアプリで録音を始めたら、あとはいつも通り患者さんと話すだけ。
診察が終わると、AIが会話内容を解析し、カルテの下書きを約5秒で生成します。先生はその下書きを確認・修正して保存する——ゼロから打ち込む作業が消えます。

下書きはSOAP形式(医療現場で標準的な4項目の記録様式)で生成されるため、項目ごとに確認・修正するだけで済みます。
カルテだけでなく薬歴の生成にも対応しており、薬局での活用も広がっています。

出力は「下書き」——最終確認は必ず医師が行う

ただし、medimoが作るのはあくまで「下書き」です。最終チェックは必ず先生ご自身が行います。診断を代わりにやるツールではなく、入力の手間を省くツールだと考えてください。

[図解] 「診察中に録音」→「AIが会話をSOAP形式で解析」→「約5秒でカルテ下書き生成」→「医師が確認・修正して保存」の4ステップを左から右へ示すフロー図

対応する診療科と電子カルテ

内科・整形外科・眼科から歯科、さらには動物病院まで幅広い診療科に対応しており、全国600件以上の医療機関が導入済みです。
電子カルテとの連携についても「あらゆる電子カルテと連携可能」と公式にうたっています。「うちの電子カルテでも動くのか」は導入相談時に具体的に確認できます。

5秒生成の精度と安全性

音声認識はどこまで正確か

仕組みがわかれば、次の疑問は「実際に使い物になるのか」——精度と患者データの安全性が導入判断の本丸です。

兵庫医科大学日立港病院といった大規模医療機関が正式採用しています。審査の厳しい大病院が選んでいる事実は、個人の口コミより確かな精度の裏付けです。

音声認識の精度が落ちる条件

ただし万能ではありません。方言・小声・複数人が同時に話す場面では認識精度が落ちます。静かな診察室で、医師と患者の1対1の会話が基本という前提は知っておいてください。

患者データはどう守られるか

患者との会話を録音する以上、データの扱いは導入判断の最重要ポイントです。

medimoのセキュリティ体制には、2つの裏付けがあります。

1つ目は、大規模医療機関の採用実績です。前述の兵庫医科大学や日立港病院を含め、全国600件以上の医療機関がmedimoを導入しています。大学病院クラスの施設は、厚生労働省の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」への適合を前提にセキュリティ審査を行います。データの暗号化やアクセス管理、保管場所の制限など細かい基準がありますが、これらの審査を通過してきた実績は、ガイドラインが求める水準を実質的に満たしていることの裏付けです。

2つ目は、運営母体の信頼性です。株式会社medimoは、2026年2月に売上2兆円超のスズケングループに参画。東証プライム上場企業の傘下で運営されることで、情報セキュリティの内部統制を含む管理基盤がスタートアップ単独時代から一段強化されています。

ただし、公式サイトにはセキュリティ認証の種類やデータの保存リージョンといった技術的な詳細は明記されていません。自院の情報管理規程と照合するためにも、以下は問い合わせ時に確認しておくとスムーズです。

STEP
データの保存先

音声やカルテ情報が国内サーバーで処理・保管されるか

STEP
暗号化の範囲

通信中だけでなく、保存データも暗号化されているか

STEP
データの保持と削除

録音データの保持期間と、削除依頼が可能か

料金と評判の実態

公開情報から読む費用感

精度とセキュリティに一定の納得が持てたら、次の疑問は「結局いくらかかるのか」です。

medimoの料金は公式サイトにはっきり掲載されています。

  • 初期費用:55,000円(税込)
  • 月額費用:22,000円(税込)〜

医療向けのAIサービスは「まずはお問い合わせ」と金額を伏せるケースが多いなか、最低ラインをオープンにしているのは検討しやすいポイントです。
「〜」が付いているので利用状況によって変動する可能性はありますが、少なくとも「桁が分からない」という不安はありません。

年間で計算すると、初年度は約32万円、翌年以降は約26万円です。
この金額が高いか安いかは、今カルテ入力にどれだけ時間を使っているかで決まります。

たとえば毎日30分のカルテ残業が消えた場合。月20日勤務なら月10時間の削減です。
医師の人件費を時給1万円と仮定すれば、月10万円分の時間が戻る計算になります。月額22,000円の投資に対して十分すぎるリターンです。

もちろん「30分まるごと消える」は理想的なシナリオで、下書きの確認・修正には多少の時間がかかります。それでも、ゼロからカルテを打ち込む作業と比べれば大幅な短縮は見込めます。
なお、デジタル化・AI導入補助金の対象になる可能性もあるので、コストをさらに抑えたい場合は導入前に確認してみてください。

導入医院が語る成果と不満

公式の導入事例には、具体的な数字が並んでいます。

日立港病院の事例では、medimoの導入後に外来の終了時刻が1時間早まったと報告されています。紹介状の作成時間もゼロに。
1時間の短縮は「ちょっと便利になった」レベルではなく、医師の働き方そのものが変わるインパクトです。

兵庫医科大学の事例では、クラーク(医師の事務作業を代行するスタッフ)とmedimoを併用し、診療後のカルテチェック作業がゼロになったという報告もあります。

公式事例は成功例のみ——「合わなかった」声は掲載されていない

ただし、正直に言っておくべきことがあります。
これらはすべてmedimo公式サイトに掲載された事例です。成功した医院の声だけが載っており、「導入したけど合わなかった」という声は当然ながら出てきません。

検討段階で確認しておきたい懸念点を挙げておきます。

  • 精度の限界:方言や小声、複数人の同時発話には認識精度が落ちます。診療科によっては修正が多くなり、「結局手間だった」と感じる可能性もある
  • 患者の心理的抵抗:「録音されているんですか?」と不安を感じる患者は一定数います。説明と同意取得をどう運用するか、事前にフローを決めておく必要がある
  • 導入初期の慣れ:どんなツールでも最初は手間取ります。「入れたけど面倒でやめた」とならないよう、最初の1〜2週間は使い方を院内で統一しておくのがおすすめです

公式事例の数字に嘘はないでしょう。ただ「導入すれば誰でも同じ結果が出る」とは限りません。自院の診療スタイルに合うかどうか、トライアルで試してから判断するのが確実です。

medimoが合う医院・合わない医院

判断のカギは「会話量」と「カルテ残業の深さ」の2つです。

内科・精神科・在宅医療のように患者との対話が長く、カルテ入力が残業の主因になっている医院は、medimoの効果を最も実感しやすい環境です。電子カルテ導入済みなら連携メリットも活きます。
medimoはカルテの下書き生成に特化したツールなので、ボトルネックが問診にあるならAI問診という選択肢のほうが合うかもしれません。課題がどこにあるかを起点に考えてみてください。

逆に、処置・手技が中心で会話が少ない診療科は、効果を感じにくい可能性があります。

STEP
公式サイトからデモ・無料相談を申し込む

導入を検討する場合、まず公式サイトからデモや無料相談を申し込むのが第一歩です。自院の実際の診察場面でどんな下書きが出力されるか、体験してみてください。

STEP
トライアル条件と費用対効果を確認する

無料トライアルの有無や期間は時期によって条件が変わる可能性があるため、最新の情報は問い合わせ時に直接確認するのが確実です。月額22,000円が経営に響く超小規模クリニックであれば、デモの段階で費用対効果をしっかり見極めてから判断しましょう。

STEP
スズケン代理店経由の問い合わせも近道

スズケングループの代理店経由でも問い合わせできるので、取引のある先生はそちらに声をかけるのも近道です。

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