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AI導入補助金2026一次採択結果|採択率50%以下の理由と2次締切対策

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デジタル化・AI導入補助金2026の1次採択結果が、6月18日に公開されました。

申請6,440件のうち半数以上が不採択——以前の「IT導入補助金」では7割が通っていたのに、今回は2人に1人以上が落ちる結果です。「うちだけダメだったのか」と感じた方もいるかもしれませんが、あなただけではありません。

この記事では落ちた原因の見極め方と、2次締切(7月23日)に間に合わせるために今すぐやるべきことをまとめました。

目次

1次採択結果と採択率

採択結果の確認方法

まだ結果を見ていない方は、公式サイトの交付決定事業者一覧ページを確認してください。6月18日に通常枠・インボイス枠(インボイス対応類型)・セキュリティ対策推進枠のPDFが公開されています。
自分の会社名が載っていれば採択(=補助金の交付が決まった状態)、載っていなければ不採択。確認はこれだけです。

セキュリティ対策推進枠で申請した方も、同じページで結果を確認できます。

今回はどれだけ落ちたのか

今回の1次締切には合計6,440件の申請がありました

旧IT導入補助金(2022年度)今回(2026年1次締切)
採択率約7割50%未満

全体の採択率は50%を下回りました。6,440件中3,200件以上が不採択です。

この数字がどれだけ異例かは、前身の制度と比べるとはっきりします。
「IT導入補助金」と呼ばれていた時代、各年度の採択率をまとめたデータによると2022年度の採択率は約7割。4人に3人が通っていた計算です。
それが今回、一気に半分以下に。制度名が変わってAIツールが補助対象に加わったことで応募が殺到し、競争がまるで別物になりました。

ただし、1次で落ちても2次に再申請できます。次の締切は7月23日——まだ約1か月あります。

通った申請と落ちた申請の差

落ちた原因は、大きく2つに分かれます。「書類の不備で、そもそも審査の土俵に上がれなかった」か、「審査はされたけれど、計画書の中身で負けた」か。自分がどちらだったかを見極めるのが、2次に向けた最初の一歩です。

事業計画書の決定的な違い

落ちる計画書の多くは、「このツールを導入したいです」で止まっています。審査で重視されるのは、導入した結果どう変わるか
「月の請求書処理が20時間→5時間になる」「受注ミスが半減する」——こうした具体的な数字があるかどうかが、通る申請と落ちる申請の最大の分かれ目です。

さらに2026年度からは、賃上げ目標の記載が加点要素に加わりました。「浮いたコストを従業員の給与に回す」という計画を書いていないだけで、審査では明確に不利になります。

[比較図] 左に「落ちた申請書」(「ツールAを導入したい」のみ記載)、右に「通った申請書」(「月20時間→5時間」「ミス率50%減」「賃上げ計画あり」の3点を明記)を対比。中央に「数字の有無が分かれ目」のラベル

要件不備という落とし穴

もうひとつは、計画書以前の問題です。

1つでも欠けると内容不問で審査対象外になる前提条件
  • GビズID(国の電子申請に使う共通アカウント)を取得していない
  • SECURITY ACTION(「情報セキュリティ対策をやります」と自分で宣言する制度)を済ませていない
  • 使いたいツールが、IT導入支援事業者の登録製品リストにない

これらは申請の前提条件なので、1つでも欠けていれば中身に関係なく不採択です
特にGビズIDは取得に1〜2週間かかります。2次の締切は7月23日——逆算すると、今週中に動き始めないと間に合わない計算です。

IT導入支援事業者の支援は十分だったか

1次に申請した方は、すでにIT導入支援事業者と組んで書類を出しているはずです。
ここで振り返ってほしいのは、その事業者がどこまで申請をサポートしてくれたかです。

計画書の数値化を一緒に考えてくれましたか。審査で有利になるポイントの漏れを指摘してくれましたか。
「書類はお客様のほうでお願いします」と、実質丸投げされていなかったでしょうか。

事業者の力量と関わり方は、採否に直結します。もしサポートが手薄だったと感じるなら、2次では事業者を変えることも選択肢です。同じツールでも、別の登録事業者から申請し直すことができます。

2次締切で通すための準備

7月23日に間に合わせる行動計画

やるべきことを3つ、優先順に並べました。全部を完璧にする時間はないので、上から順に手をつけてください。

[図解] 「今日→GビズID申請」「今週中→SECURITY ACTION宣言」「7月上旬→計画書修正」「7月23日→2次締切」の4ステップを左から右への時系列矢印で並べたフロー図
STEP
今日:GビズIDの申請

まだ持っていないなら最優先です。取得に1〜2週間かかるため、ここを後回しにすると7月23日の2次締切に物理的に間に合わなくなります。

STEP
今週中:SECURITY ACTIONの宣言

数日で完了しますが、忘れると審査の対象にすらなりません。GビズIDの発行待ちの間に済ませましょう。

STEP
7月上旬まで:計画書に「数字」を入れて書き直す

「月○時間削減」「ミス率○%減」——導入後の効果を定量的に示せるかどうかが審査の評価を分けます
自分がなぜ落ちたか分からなければ、申請を手伝ったIT導入支援事業者に聞いてみてください。不採択の理由は教えてもらえます。

以前のIT導入補助金で不採択になった申請書に共通するパターンも参考になります。制度名は変わりましたが、審査で見られるポイントの根幹は同じです。

IT導入支援事業者の選び方

2次に向けて事業者を見直すなら、以下の3つを確認してください。

STEP
「通常枠で直近何件通しましたか?」と聞く

採択実績が具体的に出てくる事業者は、審査のツボを押さえています。目安として10件以上の実績があれば安心です。
逆に「実績はこれから作るところです」と返ってきたら、あなたの申請が練習台になるリスクがあります。

STEP
計画書の数値化を手伝ってくれるか確認する

「月○時間削減」「年間○万円のコスト減」といった数字は、事業者が現場の業務をヒアリングして一緒に算出するのが理想です。「数字はそちらで考えてください」と言われるようなら、サポートとしては不十分です。

STEP
不採択の原因分析をしてくれるか確認する

1次で落ちた方は、「なぜ落ちたか」の振り返りが必須です。「不採択の原因はどこだと思いますか?」と聞いて、具体的な改善点を示してくれるかどうか。
ここで曖昧な答えしか返ってこないなら、2次でも同じ結果になりかねません。

1次で落ちても、2次は別の申請として受け付けてもらえます。「なぜ落ちたか」を特定して、そこだけ直す——あと1か月でやれることに集中しましょう。

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