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ソフトバンク、登録不要のAI体験サービス「だれでもAI」を開始

ソフトバンク、登録不要のAI体験サービス「だれでもAI」を開始
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日本でAIを使っている人は、4人に1人しかいない。総務省の「令和7年版 情報通信白書」によると、個人の生成AI(文章や画像を自動で作るAI)利用率は26.7%だ。使わない理由の上位に挙がるのが「使い方がわからない」という答えで、問題は技術ではなく入口にある。

目次

アカウントもプロンプトも不要、ボタンだけでAI体験

ソフトバンクが2026年4月17日に始めた「だれでもAI」は、その入口をまるごとなくした。

ふつうAIサービスを使おうとすれば、アカウントを作り、ログインし、AIに何をしてほしいかを文章で打ち込む必要がある。この指示文のことを「プロンプト」と呼ぶが、何を書けばいいかわからないという声は多い。「だれでもAI」はこの手順を三つともなくした。アカウント登録なし、プロンプト(AIへの指示文)入力なし、月額料金なし——この「三つのゼロ」がサービスの核心だ。

画面に並ぶのはボタンだけ。案内役のキャラクター「AICE(アイス)」が操作をナビゲートするため、次に何を押せばいいか迷わずに進める。ただし、一つの体験メニューにつき利用できるのは月2回まで。カウントは毎月1日にリセットされる。

サービスはウェブブラウザから利用でき、アプリのインストールは不要だ。スマートフォンでのアクセスを主に想定している。

画像・音楽・英会話、体験できるメニュー

「だれでもAI」で体験できるメニューは全10種類。どのメニューも、自分で指示文を考えるステップがない。選択肢を選ぶだけで結果が出る。

画像加工では、自分やペットの写真をアップロードし、「アニメ風」「K-POPアイドル風」といったボタンを選ぶと、AIが変換した画像を返してくれる。スマートフォンで撮った普通の写真が、数秒でまったく違う雰囲気に仕上がる。Picsart・Canvaの技術が使われており、ソフトバンクは「ぬい活」(ぬいぐるみを撮影して楽しむ趣味)への応用も想定している。

音楽生成では、ジャンルとムードをボタンで選ぶだけで、著作権フリーのBGMが約30秒で完成する。動画のBGMを探していた人や、「自分だけの曲を持ってみたい」という人にとって、作曲の知識がなくても入れる入口になる。技術提供はSOUNDRAWだ。

英会話は、AI音声キャラクターと実際に声で話すスタイル。スクリプトを読み上げるのではなく、会話形式で進むため、「英語を話す」感覚を体験しやすい。SpeakBuddy(スピークバディ)の技術が使われている。

そのほかのメニューには、複数のウェブページを読み比べる手間なく検索結果をAIがまとめて答えてくれるPerplexity(パープレキシティ)、リアルタイム通訳、ファッション提案アプリXZ(クローゼット)、感情記録のmuute(ミュート)などがある。テキストを読み上げる音声合成ツールや言語学習サービスも含め、計10種類が用意されている。

ソフトバンクユーザー向けの特典

月2回の体験メニューで「もっと使ってみたい」と感じた人への次の手も、ソフトバンクは用意している。ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOのユーザーを対象に、今回のサービスに登場する各ツールの有料プランを無料または割引で利用できる特典が設けられている。体験で入口を開き、特典で次のステップへ誘導する——携帯キャリアならではの導線設計だ。

「Perplexity」が6カ月無料

有料プランの「Perplexity Pro」は月額20ドル(約3,000円)だが、対象ユーザーは6カ月間無料で使える。単純計算で約18,000円相当だ。

デザイン・音楽生成・英会話ツールも無料・割引

デザインツール「Canva Pro」は3カ月間無料。AI機能を含む有料プランの制限なく試せる。英会話アプリ「SpeakBuddy(スピークバディ)」の有料プランは30%オフで利用できる。SOUNDRAWとKotoba Technologies(コトバ テクノロジーズ)も特典の対象に含まれるが、各サービスの具体的な条件は公式サイトでの確認が必要だ。

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